いよいよ出産編を書いていきます!
今まで書いてきたように、妊婦検診へ行ったり、ペアクラスに参加したり、色々と買って準備したりして、そして何より完全育児参加体制へ向けて2人の地元に引っ越したり、そんな感じで迎えた臨月。
初めての子は予定日より遅いものだよ、って色んな人に言われて、まだ生まれないだろうなー、なんて余裕でいたら、まだ予定日まで少しあるのに、ある日の朝…
「新米パパ!破水かも…!」
「えっっ!!??」
落ち着いて産院へ電話
ペアクラスで習った『破水したかもしれない時は電話する』という手順に従い電話してみると、とりあえずすぐに病院へ来てください。となりました。
場合によってはそのまま入院になるかもしれないので、必要なアイテムを持って行きます。妻は急にこうなるのを想定して、既に入院グッズをまとめて準備してあったので、とても助かったのを覚えておきます。時間のない中焦ってやることにならないように、余裕をもって用意しておいて、夫婦で確認し合っておくことをすごくお勧めします。
この時は妻の実家にいた時期なのですが、慌ただしく準備して、車で病院へ向け出発しました。朝の7:30くらいだっと記憶してます。
しかも、運命的なことに、その日は妻のお父さんの誕生日でした。
そのまま入院→陣痛室へ
病院に着いて、妻の診察を待ちます。
暫く待って、診察が終わった妻から、やはり破水だからこのまま入院になると聞きました。この入院が『陣痛室』に入ることを意味するのだと間もなく理解します。
正直、まだ1週間程度は生まれないだろうと思って生活していたので、非常に不意打ちだったのを覚えています。しかも、当然想定していたのは「陣痛が来て→病院行って→破水して」っていう流れだったので、その点でも不意打ちでした。
でも、突然本当に物事が進み始めたと気持ちを整理し、もうほんの少し先の未来では赤ちゃんが生まれ、自分がパパになっているのか、と思うと、なんとも不思議な気持ちになったものです。
分娩を迎える前に待機する陣痛室へ入ると、他に人は居ませんでした。
まだ、僕も妻も余裕で、特に破水が先に来て陣痛はまだ来ていないので、体調的にもまだまだ二人とも元気。陣痛が来てないのに陣痛室に入るというのを理解していなかった僕は、ちょっと不思議な感覚でした。
想像を超えるドラマの始まり
僕はこの時初めて陣痛室を見たのですが、想像とは違って、なんというかものすごく普通の病室でした。もっと広い空間に、バランスボールや椅子や足湯がある、レクリエーションルームのようなものを想像していました。
さてさて、まだこの段階では想像もしていない過酷な体験を、これからすることになります。全てが想像を超えてきて、ものすごく大変で、そして感動する、そんなドラマがこの先待ち受けていたのです。
(つづく)
コメント